老若男女よいこのみんな。みんなは何か夢ってある? プロスポーツ選手になりたい? お嫁さんになりたい? うんうん、どれもいい夢だよね。ああ、私? 私はね、
おっぱいになりたい。
前回の体験日記はこちらから。
違法行為を寸前で回避した花奈ちゃんと、おっぱいから目を離せなくなりギャンブルで金を稼いでは足繫くバニーガーデンへと通う私。前回は花奈ちゃんが出勤してなかったから発狂しかかったけど、持ち前の精神力でなんとか耐えた。長男だから耐えられた。次男だったら死んでた。
今日も今日とてバニーガーデンへと通う。
花奈ちゃんは犬を飼っていて、チワワだからワワちんと呼んでいるらしいよ。いつか撫でて欲しいって言ってるけどキャバクラに犬は無理だから、代わりに花奈ちゃんが私のンコちんを撫で――
ちょっと、そんな目で見ないで。こっちは本気だから!
下ネタとかじゃなくて本気なだけだから!
あ、はい。もう帰ります。ちょっとだけ延長して帰ります。はい、はい……。
お金って減るもんなんだなあ。 はいと
しかしここまでひたすら延長している割に会話をするくらいしかないのはどういうことなのか。マカロン以外の上等なプレゼントでも渡すべきか。それともフードなのか。どうしたらいいのかも分からず、ひたすらループ物主人公の如くキャバクラに通う私。でも顔は笑顔。
その日もいつもと変わらない日々を繰り返していると、花奈ちゃんが「記憶が……」と言い始めた。おいおい、このループに君も気付いたってのかい? そう返そうと思ったらただの日常会話だった。しかしがっかりしていたところ、花奈ちゃんがどすけべな唇を震わせた。
「私が休日にナニしてたか……杯人くんは覚えてる?」
「覚えてるよ! 犬と公園で●ンポしてたよね!」
見事に花奈ちゃんからのクイズに正解し、喜んでもらえた。よかった。調子に乗った私は延長を繰り返し、ボトルを頼んだ。すると花奈ちゃんは意味深な笑みを浮かべてボトルを取ろうとしてこちらにお尻を向けた。いつもよりも激しく、私へとお尻を突き出して見せた。
おお……グラシアス。
その日の会計はいつも以上にエキサイティングでトゥーエスクペンシブだったけど、またギャンブルで使った金以上に稼げばいいさ。ギャンブルの鉄則は勝つまで続けることだからね。1,000円賭けて900円に減らしたら負けだし、20億円負けてもトータルで100円プラスなら勝ち。
とりあえず稼いだらまた行こう。ギャンブルに勝つまではしばらくお預けかな。
キャバクラ通いで調子に乗ったら仕事もうまくいってるみたいで、ギャンブルとキャバクラのはしごだけなのに基本給が23,000円昇給したよ。これで贅沢をしなかったらキャバクラ一回分は増えたってことだね。……そもそも贅沢じゃないキャバクラってなに?
次回、『触られたガールを触りたがーるおさわりマン見参』へと続く……。
今日の豆知識
花奈ちゃんはむっつり
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